2022.10.31 15:42
ケニアの難民らに技術教育 トヨタ系商社施設、30人参加
自動車ランプ交換の訓練をする難民のニクンダナさん=10月27日、ナイロビ(共同)
【ナイロビ共同】難民らに機械整備の技術を教える教育プログラムが、トヨタグループの総合商社、豊田通商がケニアの首都ナイロビに設けた人材育成施設「トヨタケニアアカデミー」で10月31日までに始まった。
ケニア北部カクマ難民キャンプやその周辺の住民計30人がナイロビに滞在し、来年2月まで技能を学ぶ。国連組織「UNウィメン」などがプログラムを運営する。日本政府が約460万ドル(約7億円)を拠出した。
トヨタケニアアカデミーは、豊田通商が2014年に開設。現地における自動車整備などの技術者育成を実施している。