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2022.10.28 17:18

事件記録廃棄、経緯調査を 神戸児童殺傷の遺族が要望書

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 要望書を提出後、記者会見する土師守さん=28日午後、神戸市中央区

 1997年に神戸市で起きた連続児童殺傷事件で逮捕された少年=当時(14)=の全ての事件記録が廃棄されていた問題で、小学6年の次男土師淳君=当時(11)=を殺害された父守さん(66)は28日、神戸家裁へ廃棄を判断した理由や経緯を調査し公表するよう求める要望書を提出した。


 提出後に記者会見した守さんは「いつか少年法が改正されて事件記録を閲覧できるのではないかと淡い希望を抱き待ち続けたが、廃棄で永久にできなくなってしまった」と悔しさをにじませた。


 また「犯罪被害者の会(つなぐ会)」も同日、寺田真治代表理事が家裁へ抗議文を提出した。

(c)KYODONEWS

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