2022.10.28 05:42
NY株5日続伸194ドル高 米景気後退の懸念和らぐ
【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日続伸し、前日比194・17ドル高の3万2033・28ドルで取引を終えた。米景気後退への懸念が和らぎ、買い注文が優勢となった。
朝方発表された2022年7~9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が年率換算で前期比2・6%増と、市場予想を上回ったのが好感された。増益決算を発表した建設機械のキャタピラーの急騰も投資家心理を支えた。ダウ平均は一時550ドル近くまで上昇。だが、成長減速懸念からIT関連銘柄が売られたのが相場の重しとなり、上げ幅を徐々に縮小した。