2022.10.27 13:27
亀岡暴走事故も記録廃棄 12年に10人死傷、京都家裁
京都府亀岡市で2012年、無免許運転の車が暴走し児童ら3人が死亡、7人が重軽傷を負った事故で、運転していた元少年=当時(18)=ら6人に関する記録を京都家裁が廃棄していたことが27日、分かった。家裁は取材に「経緯や理由は不明。今後調査するか検討する」と説明した。
事故では、運転手や同乗者ら少年計6人が逮捕された。うち3人が道交法違反(無免許運転)などの罪で起訴され、懲役5年以上9年以下の不定期刑や罰金刑などの判決を受けた。残り3人についても家裁が中等少年院送致などの保護処分とした。
京都家裁によると、21年までに保護処分の3人分の事件記録などを廃棄した。