2022.10.26 18:29
JRが「最繁忙期」料金を新設 来年4月、新幹線や特急
東海道新幹線の新型車両「N700S」
JRグループは26日、繁閑に応じて上下する新幹線や在来線特急などの指定席特急券の料金について、来年4月1日から利用が特に多いGWやお盆、年末年始期間に「最繁忙期」を新設すると発表した。閑散期との差は現在の400円から600円に拡大する。価格差をつけることで利用の集中を緩和し、混雑を避ける狙い。
対象は東海道、山陽、九州、西九州の各新幹線や一部を除く在来線特急。東北や北陸、北海道の各新幹線などでは既に同様の料金体系に変更している。
指定席料金は最繁忙期、繁忙期、通常期、閑散期の4段階となる。閑散期は330円、通常期は530円だが、最繁忙期は930円となる。