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2022.10.26 08:32

ヒヨドリバナ愛らしく アサギマダラ羽休め 高知・土佐清水市、秋深まる

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かれんな白い花をつけたヒヨドリバナ。蜜に誘われアサギマダラが羽休めしている(土佐清水市足摺岬)

かれんな白い花をつけたヒヨドリバナ。蜜に誘われアサギマダラが羽休めしている(土佐清水市足摺岬)

 土佐清水市足摺岬の道路脇で、ヒヨドリバナが愛らしい白い花をつけている。そこへ舞い降り、羽休めしているのは〝旅するチョウ〟として知られるアサギマダラ。土佐路は日一日と秋が深まってきた。

 ヒヨドリバナは夏から秋に咲くキク科の多年草。筒形の小花が集まって一つの花のように見える。名前の由来は諸説あるが、秋に北方から飛来するヒヨドリが鳴く頃に咲くからとも言われている。

 旧足摺スカイライン沿いでは白い花の群れが所々に見られ、木陰をポッと照らすように咲いている。アサギマダラは今月中旬ごろから周辺に飛来し、甘い蜜を吸って旅の疲れを癒やしているよう。日中はまだ暑い日もあるが、花を揺らす風は冷気を増してきた。(小笠原舞香)

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