2022.10.25 16:50
大戦復興並みの支援を G7、EUが方策討議
25日、ベルリンでウクライナ復興の国際会議を前に並ぶ(右から)ドイツのショルツ首相、ウクライナのシュミハリ首相、EUのフォンデアライエン欧州委員長(ロイター=共同)
【ベルリン共同】先進7カ国(G7)議長国ドイツと欧州連合(EU)欧州委員会は25日、ロシアが侵攻するウクライナの復興に向けた方策を討議する国際会議をベルリンで開いた。ドイツのショルツ首相は第2次大戦後の米国による欧州復興計画「マーシャル・プラン」と同様の計画の策定を訴え、「ウクライナの復興は世代を超えた課題で、国際社会全体の力が必要だ」と呼びかけた。
ウクライナが訴える復興に必要な資金は7500億ドル(約112兆円)。
岸田文雄首相もビデオメッセージを寄せ、ウクライナ国内の避難民施設への暖房整備や防寒具供与などの「越冬支援」を行っていくと表明した。