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2022.10.23 17:15

中国人強制連行を追悼、広島 実態判明から30年

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 太平洋戦争中、広島県安芸太田町の水力発電所建設現場へ強制連行された中国人と雇用側の西松建設(東京)が、和解の象徴として戦後に建てた「安野中国人受難之碑」前で23日、市民団体が追悼集会を開いた。元労働者の生存が確認され、労働実態が明らかになって今年で30年となる。


 1944年、中国人360人が動員され、過酷な労働や原爆で29人が死亡した。92年、中国の河北大学に元労働者の1人から手記が届き、生存者の存在や強制労働の実態が明らかになった。


 元労働者や遺族が西松建設に謝罪と賠償を求めた訴訟は、2009年、西松建設が謝罪と補償をし、碑を建てることで和解した。

(c)KYODONEWS

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