2022.10.21 19:18
台湾侵攻「今年、来年にも」 米海軍制服組トップが警戒
【ワシントン、北京共同】米海軍制服組トップのギルデイ作戦部長は19日、中国による台湾侵攻が起こり得る時期について「2022年や23年の可能性を排除できないと思う」と述べた。これまでの予想よりもさらに早い時期に触れ、警戒感を示した。米シンクタンクのイベントで語った。
中国外務省の汪文斌副報道局長は21日の定例記者会見で「台湾問題は中国の内政であり、この地域での挑発的な言動に断固として反対する」と述べた。武力行使そのものには言及しなかった。
台湾侵攻を巡っては、米インド太平洋軍のデービッドソン前司令官が昨年、27年までに起きる可能性があるとの見解を示した。