2022.10.21 18:39
「常設の事務所日本に」 ICCホフマンスキ所長
インタビューに答える国際刑事裁判所のピオトル・ホフマンスキ所長
戦争犯罪などに関わった個人を裁く国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)のピオトル・ホフマンスキ所長(66)が初来日し、21日、共同通信の単独インタビューに応じた。世界初となる「地域事務所」の日本設置に関し「常設のものを日本につくりたい。まだ構想段階だが、今後発展させていきたい」と述べた。
ホフマンスキ氏は、日本を検討する理由を「分担金の最大拠出国で、最も信頼できるパートナーだ」と説明。実現すれば「国際的な刑事司法関連の人材育成などを行いたい」と意欲を示した。
ICC内での日本の存在を「他国が拠出の難しい時にも迅速に資金を出している」と評価した。