2022.10.18 18:00
空飛ぶクルマで日米協力 商業運航へ情報共有
国土交通省は18日、人を乗せて空を移動する「空飛ぶクルマ」の情報を共有するため、米連邦航空局(FAA)との協力声明に署名した。先行する米国から得られた情報を活用して運航のルールづくりなどを進め、2025年の大阪・関西万博での商業運航開始を目指す。
声明によると、日米両国は、機体の安全性の認証や運航基準、操縦免許などの情報を共有する。国交省は米国のルールや制度が世界標準になる可能性があるとみており、連携が必要と判断した。双方に連絡窓口を設置し、定期的に会合やシンポジウムを開催することも合意した。