2022.10.18 12:43
エクソン、「サハリン1」撤退 ロシア新会社に権益移管
ニューヨーク証券取引所で表示されたエクソンモービルのロゴ=2018年(AP=共同)
【ニューヨーク共同】米石油大手エクソンモービルが、ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」から撤退したことが17日、分かった。ロシア政府が新たに設立した事業会社に権益が移管された。欧米メディアが伝えた。
エクソンは「ロシア政府が一方的に終了させた」と訴えており、補償を求めて法廷闘争に打って出る可能性もある。
エクソンはサハリン1の権益の3割を保有し、事業の中心的な役割を担っていた。ロシアのウクライナ侵攻を受け、3月に撤退する方針を表明していた。