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2022.10.17 08:40

ゆずドリンクや芋けんぴ…東京・練馬で高知県産品PR 牧野富太郎博士縁に連携始まる

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「練馬まつり」に設置された高知県のブース。県職員らが県産品などをPRした(東京都練馬区)

「練馬まつり」に設置された高知県のブース。県職員らが県産品などをPRした(東京都練馬区)

 東京都練馬区で16日に開かれた「練馬まつり」に高知県が参加し、県産品をPRした。同区で晩年を過ごした牧野富太郎博士の縁で始まった、両自治体の交流第1弾。今後もイベントなどを通じ、相互に魅力をPRしていく。

 練馬まつりは同区最大のイベント。新型コロナ禍前には約3万5千人が足を運んだという。この日は練馬駅周辺に110団体が出店を構えるなどしてにぎわった。

 県のブースでは、ゆずドリンクや芋けんぴなど県産品が販売され、東京都立大の牧野標本館が所蔵するバイカオウレンなどの植物標本を展示。高知市が11月に企画している五台山や高岡郡佐川町へのモニターツアーを紹介するチラシも配られた。

 家族で訪れていた女性(37)はリープルやミレービスケットを購入し「全国旅行支援も始まったので、高知においしいものを食べに行きたいです」と笑顔。県東京事務所産業振興課の吉本さおり課長補佐は「これからも練馬区と連携して、首都圏で高知の魅力を発信したい」と話した。

 牧野博士は64歳から1957年に94歳で亡くなるまで同区で暮らした。これまで自治体の交流はなかったことから、8月に浜田省司知事と岡﨑誠也高知市長が同区を訪れ、前川燿男区長と今後の連携を確認した。来月には同市で開かれる「土佐の豊穣(ほうじょう)祭」で、同区の見どころがPRされる予定。(浜崎達朗)

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