2022.10.13 22:18
NY円、147円台後半 米消費者物価高止まりで
【ニューヨーク共同】13日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで急落し、一時1ドル=147円台後半を付けた。1990年8月以来、32年ぶりの円安ドル高水準。朝方に発表された9月の米消費者物価指数の伸び率が市場予想を上回ったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な金融引き締めの継続が意識された。
米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売りドル買いが進んだ。
午前9時半現在は前日比25銭円安ドル高の1ドル=147円12~22銭を付けた。ユーロは1ユーロ=0・9660~70ドル、142円20~30銭。