2022.10.13 20:23
流通大手、客足戻り好決算 8月中間、百貨店3社黒字
流通大手7社の2022年8月中間連結決算が13日、出そろった。新型コロナウイルス下の行動制限の緩和で客足が回復し、セブン&アイ・ホールディングス(HD)とイオン、ローソンの売上高が中間期として過去最高となった。J・フロントリテイリング、高島屋、松屋の百貨店3社は最終黒字を確保した。
セブン&アイは、日米のコンビニ事業がけん引し、売上高に当たる営業収益が前年同期比55・0%増の5兆6515億円。純利益1360億円も過去最高だった。イオンは東南アジアの事業などが好調に推移し、営業収益が3・3%増の4兆4871億円となった。