2022.10.13 15:40
半導体のTSMC、利益過去最高 台湾の世界的メーカー、売上高も
台湾・新竹市のTSMC本社にかかる会社のロゴ=2018年(ロイター=共同)
【台北共同】世界的半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)が13日発表した2022年7~9月期決算は、売上高が前年同期比47・9%増の6131億台湾元(約2兆8千億円)、純利益は79・7%増の2808億台湾元だった。売上高と純利益はいずれも四半期で過去最高だった。
記録的な物価高で世界経済が減速し、半導体需要が鈍化する中、TSMCは好調な業績を維持した。ただ米政府が7日に発表した半導体や製造装置の対中輸出規制強化を受け、11日に株価が下落。今後の業績への影響が注目される。