2022.10.13 15:01
身近な環境でもオミクロン株減少 シャープ「プラズマクラスター」
米コロンビア大で、プラズマクラスターで新型コロナウイルスを減少させる実験を行う辻守哉教授(左)(画像の一部が加工されています)
シャープは13日、独自の空気清浄技術「プラズマクラスター」が、日常生活に近い環境でも空気中の新型コロナウイルスのオミクロン株を減少させる効果を米コロンビア大と共同で確認したと発表した。実験技術が進歩し、狭く特殊な実験環境以外でも幅広く効果が出る可能性が示された。
シャープは2020年にも空気中の新型コロナウイルスを減少させる実験をしたが、今回は当時の約30倍の空間で検証した。
実験では、高濃度のウイルス液を噴射した空間にプラズマクラスターを15分間照射するとウイルスが99%以上減少した。