2022.10.13 09:17
台湾、入境時の隔離解除 外国人観光客増に期待
13日未明、台湾の桃園国際空港に到着したタイからの旅客(中央)に、マスクを手渡す空港の幹部ら(中央通信社=共同)
【台北共同】台湾政府は13日、新型コロナウイルス対策として実施している入境時の防疫措置を緩和、3日間の隔離を解除して自主防疫7日間のみとした。1週間当たりの入境者数の上限を6万人から15万人に引き上げ、東南アジアなどからの外国人観光客の増加に期待が高まっている。
隔離が解除されたことで、台湾からの日本旅行者が増えるのは確実。ただ、航空機の路線や便数がコロナ流行前と同等に戻るには時間がかかる見通しで、航空運賃が高止まりするなど「当面は様子見」との声も上がる。