2022.10.13 08:44
北朝鮮、黄海へ巡航ミサイル発射 2発、「2千キロ飛行」
12日に「長距離戦略巡航ミサイル」の発射実験を現地指導する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(手前)。13日付の労働新聞が掲載した(コリアメディア提供・共同)
【北京共同】北朝鮮メディアは13日、同国が12日に「長距離戦略巡航ミサイル」2発を朝鮮半島西側の黄海へ向け発射する実験を行い、金正恩朝鮮労働党総書記が現地指導したと報じた。実験は成功し、金正恩氏は満足の意を示して「国家核戦力の無限で加速的な強化、発展に総力を集中しなければならない」と述べ、核・ミサイル開発を継続する意志を強調した。
発射されたミサイルは黄海上空に設定された楕円形と8の字形の軌道に沿って約2時間50分にわたり約2千キロ飛んで目標に命中したとしている。金正恩氏は「敵に再度送る、われわれの明白な警告だ」と述べた。