台風１９号から３年、関東で追悼　群馬など、遺族ら献花

2022.10.12 18:46

台風１９号から３年、関東で追悼　群馬など、遺族ら献花

高知新聞社

　２０１９年の台風１９号上陸から３年を迎え、犠牲者を悼み手を合わせる高崎幸江さん（右から４人目）と相模原市の本村賢太郎市長（同３人目）ら＝１２日午前、相模原市緑区

　記録的豪雨をもたらした２０１９年の台風１９号（東日本台風）の上陸３年となった１２日、被害を受けた関東地方でも群馬県などで追悼行事が行われた。地滑りで３人が犠牲となった群馬県富岡市内匠の現場では、初めての市主催追悼式に遺族や復旧に携わった市職員ら約８０人が参列して献花。発生時刻とされる午後４時半に黙とうした。

　相模原市では、川に流され、死亡した関戸基法さん＝同（８２）＝が経営していた緑区の「神之川キャンプ場」の川岸で、本村賢太郎市長や遺族が献花した。

　台風は関東、東北を縦断し１３都県で土砂災害や浸水被害が多発した。

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