2022.10.12 00:27
ロシアの報復攻撃「戦争犯罪」 G7首脳、核兵器使用けん制
G7首脳のオンライン形式の緊急会合で発言する岸田首相=11日夜、首相公邸(内閣広報室提供)
【ロンドン共同】先進7カ国(G7)首脳は日本時間11日夜、オンライン形式の緊急会合を開いた。声明で、ロシアが報復と位置付けるウクライナ全土への一斉攻撃を「最も強い言葉」で非難。「市民への無差別攻撃は戦争犯罪となる」と訴えた。核兵器使用は「深刻な結果を招く」とけん制。南部ザポロジエ原発の安全確保を目指す国際原子力機関(IAEA)の取り組みを支持すると表明した。
岸田文雄首相は会合で「核兵器による威嚇も使用もあってはならず、ウクライナを新たな被爆地にしてはならない」と訴えた。ウクライナのゼレンスキー大統領も参加した。