2022.10.11 15:45
街角景気、2カ月連続で改善 9月、外出増で消費上向き
観光客らが行き交う東京・浅草の仲見世通り=8月
内閣府が11日発表した9月の景気ウオッチャー調査は、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)が前月比2・9ポイント上昇の48・4となり、2カ月連続で改善した。新型コロナウイルスの新規感染者数が減少し、外出機会の増加に伴って個人消費が上向いているとの認識が広がった。
内閣府は調査結果を「景気は持ち直しの動きがみられる」とまとめ、前月の判断から引き上げた。引き上げは5月以来。
2、3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は0・2ポイント下落の49・2で、2カ月ぶりに悪化した。
調査期間は9月25~30日。全国の1856人から有効回答を得た。