2022.10.11 15:20
東証大幅続落、終値は714円安 米景気の減速を懸念
東京証券取引所
連休明け11日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落し、1週間ぶりに2万7000円を割り込んで取引を終えた。終値は前週末比714円86銭安の2万6401円25銭。前週末に発表された米雇用統計が堅調だったため米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制を優先して大幅利上げを続け、米景気が減速するとの懸念が広がり、ほぼ全面安となった。
東証株価指数(TOPIX)は35・56ポイント安の1871・24。出来高は約12億9600万株。
バイデン米政権が7日、半導体や製造装置の対中輸出規制強化を発表したことも投資家心理を冷やした。