2022.10.11 09:35
円下落、145円台後半 前回介入水準に近づく
米ドルや日本円などの紙幣(ロイター=共同)
連休明け11日午前の東京外国為替市場の円相場は下落し、1ドル=145円台後半で取引が始まった。政府、日銀が前回、円買いドル売り介入した9月22日の最安値1ドル=145円90銭に近づいた。
午前9時現在は前週末の7日と比べ75銭円安ドル高の1ドル=145円65~68銭。ユーロは54銭円高ユーロ安の1ユーロ=141円44~53銭。
7日発表の9月の米雇用統計が堅調な内容だったことからFRBが大幅な利上げを続けるとの見方が広がり、円を売ってドルを買う動きが強まった。
一方、政府、日銀が再び介入に踏み切るのではないかとの警戒感もあり、円が買われる場面もあった。