2022.10.11 00:02
円安進行、145円後半 為替介入以来の円安水準に
米ドルや日本円などの紙幣=2016年1月(ロイター=共同)
【ロンドン共同】週明け10日のロンドン外国為替市場で円売りが進み、一時1ドル=145円70銭近辺を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利上げを続けるとの見方から円売りドル買いの流れが優勢となり、日本政府・日銀が為替介入を実施した9月22日以来の円安ドル高水準となった。
ロンドン市場の午後3時半現在は1ドル=145円52~62銭で取引された。
7日に発表された9月の米雇用統計が堅調な内容だったことから、米国の利上げによる日本との金利差拡大が改めて意識された。市場には再度の円買いドル売り介入への警戒感があるものの、円売りの勢いが強まった。