2022.10.10 09:39
ドイツ首相与党が州議会選勝利 エネルギー危機争点に
【ベルリン共同】ドイツ北部ニーダーザクセン州議会選が9日投開票され、選管の暫定最終結果によると、ショルツ首相の中道左派、社会民主党(SPD)が得票率33・4%(前回36・9%)で第1党を維持した。国政最大野党の保守、キリスト教民主同盟(CDU)は28・1%(同33・6%)だった。
ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー危機などへのショルツ氏の対応を問う選挙として注目された。5月にあった二つの州議会選ではSPDがCDUに敗れていた。
国政でSPDと連立政権を組む環境保護政党「緑の党」が14・5%と前回の8・7%から躍進した。