2022.10.08 20:33
海自艦、米空母と訓練継続 日本海で、北ミサイルをけん制
海上自衛隊の護衛艦あさひ(手前)と共同訓練する米海軍の補給艦(防衛省統合幕僚監部提供)
防衛省統合幕僚監部は8日、海上自衛隊の護衛艦あさひが今月1日以降、米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンを中核とする空母打撃群の艦艇と日本海など日本周辺海域で共同訓練を継続していると発表した。あさひとレーガンは、韓国海軍の駆逐艦とともに日米韓3カ国による共同訓練をしていた。
防衛省は、北朝鮮の連続する弾道ミサイル発射を踏まえ、連携手順を確認し、抑止力や対処力を強化するのが目的だと説明。日米間の結束を示し、懸念されているさらなるミサイル発射や核実験を強くけん制する狙いとみられる。
防衛省によると、米海軍からは空母に加え、巡洋艦チャンセラーズビルなどが参加。