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2022.10.08 17:38

スナメリ、2音使い分け 保護に活用期待、三重大

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 鳥羽水族館のスナメリ。水槽に取り付けられているのが集音マイク(三重大の森阪匡通准教授提供)

 イルカの一種スナメリが、単独の時と2頭以上いる時で、2種類の鳴き声を使い分けていることが分かったと、三重大のチームが国際専門誌「ジャーナル・オブ・エソロジー」に発表した。スナメリは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されており、保護活動につなげる上で重要な発見だとしている。


 三重大大学院生の寺田知功さん(26)が、鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で飼育されているスナメリ6頭の発する音を、水槽に取り付けたマイクで録音し分析した。


 1頭を他と離すと「タタタタ」と短時間のうちに周期的に音を発する「パケット音」をよく出していた。

(c)KYODONEWS

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