2022.10.05 08:35
いざ「和牛五輪」、土佐町であかうし壮行会 高知県代表7頭
健闘を願って土佐あかうしを送り出した壮行会(土佐町の嶺北家畜市場)
「和牛のオリンピック」とも称される共進会は、全国和牛登録協会が5年に1度開催。種牛、肉牛の2部門で審査され、今回は41道府県の439頭が出品される。
壮行会では、種牛の部で臨む同町の畜産農家、式地優貴さん(30)が「あかうしらしさを全国にアピールしたい」と抱負。農家らは期間中、試食などで土佐あかうしのPRに努める。
県畜産振興課によると、大会の中心は黒牛で、褐毛(あかげ)和種の出場は本県のみ。担当者は「今大会からサシの入り具合に加え、脂肪の質も評価される。土佐あかうしがどこまでいけるか楽しみ」と期待を寄せていた。(谷沢丈流)
式地さん以外の出品者は次の皆さん。
種牛の部=近藤義孝(土佐町)、細川茂幸(本山町)▽肉牛の部=筒井博和(土佐町)、中野智里(安田町)、池地伸之(田野町)、有限会社鈴木(四万十町)