2022.09.27 10:01
親ロ派「編入支持」と主張 プーチン政権、核攻撃言及
26日、ウクライナ東部ルガンスク州で「住民投票」の用紙を投じる女性(AP=共同)
【キーウ共同】ウクライナ東・南部の計4州の親ロシア派が、ロシア編入に向け強行した「住民投票」が27日、ほぼ終了した。ロシアメディアによると、4州の親ロシア派は開票の中間集計として、編入に圧倒的多数が賛成したとそれぞれ主張した。戦線で守勢に回ったロシアのプーチン政権は編入を前提に、ウクライナへの核攻撃の可能性に言及し、武器を供与する米欧を強くけん制した。ロシア支配下の住民は軍が威嚇する中、賛成投票を迫られたと訴えている。
英国防省は27日、プーチン大統領が30日に上下両院への演説を予定しており、編入を公式に宣言する可能性があると指摘した。