2022.09.28 08:40
模型飛行機、華麗に空舞う 高知市で初の全国大会開催
ずらりと並ぶ模型飛行機(写真はいずれも高知市春野町西畑=佐藤邦昭撮影)
模型飛行機の出来栄えや無線操縦技術を競う「F4スケール日本選手権大会」がこのほど、高知市春野町西畑の高知ラジコンクラブ飛行場で行われ、色鮮やかに塗装された28機が青空を華麗に舞った。
日本模型航空連盟(東京都)の主催。新型コロナウイルスの影響で3年ぶり、四国では初めての開催となった。
無線操縦され、大空へと離陸する機体
24、25日の大会は両得点の配分比率によってさらに3部門を設定。ブロック予選を勝ち抜くなどした13都府県の計28人が出場した。会場には色合いや細部にこだわった精巧な模型がずらり。空に飛び立つと宙返りや横転、背面飛行などの技を次々と披露していた。
過去4度優勝し、世界大会5位の経験もある田村基代治さん(70)=山口市=は「太平洋からの風が最高で、景色も素晴らしい」と笑顔。高知ラジコンクラブ顧問の吉岡嗣貴さん(75)は「ラジコン界の発展につながるし、高知のファンも増える」と地元での初開催を喜んでいた。(谷川剛章)