2022.09.21 19:09
大阪科学賞に岡田、松下氏 阪大教授、関西の若手対象
大阪府や大阪市などは21日、科学技術の研究開発に貢献した関西の50歳以下の研究者に贈る2022年度の大阪科学賞に大阪大の岡田随象教授(42)と松下康之教授(48)を選んだと発表した。
岡田教授は遺伝統計学が専門で、膨大なゲノム情報を機械学習の手法で詳細に分析。日本人の白血球のタイプが大きく11種類に分類できることなどを示した。
松下教授は、当てる光の方向をさまざまに変えて撮影した画像から精密な3次元データを復元する手法を提唱。文化財や美術品を撮影して保管するデジタルアーカイブなど将来性の高い技術として期待されている。
表彰式は11月5日に開かれる。