台風一過　澄んだ青空　高知県内、秋深まる

2022.09.21 08:31

台風一過　澄んだ青空　高知県内、秋深まる

高知新聞社

台風一過、澄んだ青空が広がった（高知市鴨部１丁目）

　台風１４号が遠ざかった２０日、高知市はすっきりとした青空が広がった。高知市の鏡川では早朝、涼しい秋風が草木を揺らした。

　台風１４号は１８日夜、非常に強い勢力で鹿児島県に上陸。本県を暴風域に巻き込みながら九州を北上した。その後、進路を東に取ると山陰、東北へと進み、２０日午前に日本の東の太平洋上で温帯低気圧に変わった。

　台風一過の２０日朝、高知市の鏡川沿いではランニングの人らがぞろぞろ。時折強く吹く風に、散歩中の女性は「台風の忘れ物やね。気持ちいいわあ」。足取りも軽やかだった。

　２１日の本県は高気圧に覆われて晴れ。高松地方気象台によると、県内の日中の予想最高気温は２８度と暑くなりそう。ただ朝の最低気温は前日から４度ほど低い１８度を予想。朝に晩に、着々と秋が深まっていく。（佐藤邦昭）

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