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2022.09.16 19:13

英ポンド、37年ぶり安値 景気後退懸念、売り優勢に

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 英ポンドの硬貨と紙幣=2017年10月(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】16日のロンドン外国為替市場で、ポンドが対ドルで売られ、一時1ポンド=1・13ドル台半ばまで下落した。金融情報会社リフィニティブによると、サッチャー政権時代の1985年以来37年ぶりの安値水準。16日発表の8月の小売売上高が市場予想を上回って落ち込み、景気後退の懸念が強まったことで売りが優勢となった。


 英国は他の先進国と比べて物価上昇に勢いがあり、8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で9・9%上がった。約40年ぶりに2桁に乗せた7月と比べて0・2ポイント鈍化したものの、高水準にあり、トラス首相は8日、光熱費の負担軽減策を公表した。

(c)KYODONEWS

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