2022.09.14 22:06
米、8月の卸売物価8・7%上昇 1年ぶりの低い水準
【ワシントン共同】米労働省が14日発表した8月の卸売物価指数は、モノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より8・7%上がり、上昇率は同じ8・7%だった昨年8月以来、1年ぶりの低い水準となった。伸び率が縮小したのは2カ月連続。7月は9・8%上がっていた。
8月の総合指数の前月比(季節調整済み)は0・1%下がり、2カ月連続で低下。原油価格高騰に一服感が出たため、エネルギーが6・0%下落し全体を押し下げた。
今月13日に発表された8月の消費者物価指数も前年同月比8・3%上昇と伸び率は2カ月連続で縮小したものの、物価高が続いている。