2022.09.14 08:46
円急落、一時145円迫る 米利上げ継続の観測で
14日朝の外国為替市場で、円相場が一時、1ドル=144円90銭台に急落し、145円に迫った。13日のニューヨーク市場で円安が進み、その後さらに円が下落した。13日に発表された8月の米消費者物価指数の上昇率が市場予想を上回ったことを受け、米長期金利が急上昇。米国がインフレ抑制のため利上げを継続するとの観測が広がり、運用に有利なドルに市場の資金が集まり、円安ドル高が進んだ。
東京市場の午前10時現在は前日比2円15銭円安ドル高の1ドル=144円40~43銭。ユーロは26銭円高ユーロ安の1ユーロ=144円07~14銭。