2022.09.13 22:19
ミンダナオ和平に積極関与 フィリピン大統領、式典出席へ
【マニラ共同】フィリピンのマルコス大統領が、15日に南部ミンダナオ島の和平合意に基づき2019年に発足したイスラム暫定政府の議会の式典に出席することが分かった。マルコス氏が和平プロセスに積極関与する姿勢が明確になった。越川和彦駐フィリピン大使が13日、明らかにした。
式典は同島西部コタバトで開催する。
ミンダナオ島では1960年代後半、父のマルコス独裁政権がイスラム教徒の弾圧を強め、独立を求めるイスラム勢力と中央政府の戦闘が40年以上にわたって続いた。今年6月に就任したマルコス氏のミンダナオ和平への対応が注目されていた。