2022.09.13 21:55
高校チア部の練習中事故で和解 愛知、1億2800万円支払い
岡崎城西高校(愛知県岡崎市)で2018年、チアリーディング部の練習中の事故で下半身不随となったのは学校側の安全対策が不十分だったためとして、元女子部員が同校の運営法人に約1億8290万円の損害賠償を求めた訴訟は、13日までに名古屋地裁(佐野信裁判長)で和解した。12日付。和解条項によると、法人側が和解金約1億2800万円を支払う。
訴状によると、元部員は1年生だった18年7月、体育館で前方宙返りの練習のため、部員2人に両足を握られて肩の高さまで持ち上げられた体勢から飛び降りた際、前方のマットに首から落下。胸髄損傷で下半身不随になり、車いすが必要になった。