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2022.09.13 18:38

敗訴確定後に原爆症認定 申請から2年半が経過

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 2020年2月、原爆症認定を巡る訴訟の最高裁判決で敗訴し、取材に応じる内藤淑子さん(中央)=東京都千代田区

 白内障の原爆症認定を国に求めて広島地裁に提訴し、地裁、高裁と勝訴したが20年に最高裁で逆転敗訴した被爆者の内藤淑子さん(78)=広島市=が、今年8月に原爆症と認定されたことが13日、分かった。判決確定後に右目を手術し、改めて申請してから2年半がたっていた。


 20年2月の最高裁判決は、内藤さんの白内障の病状が認定要件の「要医療性」を満たさないとして、訴えを退けた。


 訴訟を支援してきた佐々木猛也弁護士によると、内藤さんは判決確定後、症状が悪化していた右目の手術を受け、20年3月に再び厚生労働省に原爆症の認定申請を出した。同7月に却下され、審査を請求していた。

(c)KYODONEWS

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