2022.09.13 16:56
「仲邑先生のライバルに」 囲碁、小6柳原さんプロへ
日本棋院で記者会見する柳原咲輝さん=13日午後、東京都千代田区
囲碁の日本棋院は13日、小学6年生の柳原咲輝さん(11)が推薦採用でプロ棋士の初段になると発表した。来年4月のプロ入り時は12歳5カ月で、日本棋院の現役最年少棋士となる見込み。国内現役最年少は今月、関西棋院でプロ入りした9歳の藤田怜央初段。
東京都千代田区の日本棋院で記者会見した柳原さんは「世界で戦える棋士になりたいです。仲邑菫(二段)先生のライバルになれるよう頑張りたい」と目標を述べた。正式なプロ入りを前に、試採用棋士として来年1月から公式戦に参加する。
柳原さんは千葉県生まれ。3歳で囲碁を始め、9歳で日本棋院東京本院の院生(プロ候補生)となった。