高知・大月町の郵便局強盗、起訴内容認める　４７歳男「酒浸り自暴自棄」　地裁

2022.09.13 08:33

高知・大月町の郵便局強盗、起訴内容認める　４７歳男「酒浸り自暴自棄」　地裁

高知新聞社

　１月に幡多郡大月町の月灘郵便局に押し入り、局長に包丁でけがを負わせ現金約２５万円を奪ったとして強盗致傷罪などに問われた四万十市の男性被告（４７）の裁判員裁判が１２日、高知地裁で始まった。同被告は起訴内容を認め、「酒浸りで自暴自棄だった。大きなことをしてやろうと思った」と犯行動機を述べた。

　起訴状によると、同被告は１月２６日午後６時５分ごろ、通用口から出てきた女性局長を包丁（刃体１８・４センチ）を手に襲い、解錠させ局内に侵入。包丁を示し「金庫室どこ」「開けろ」などと脅し、二つの収納袋に入った硬貨と、局長が所持していた現金の計約２５万円を強奪。もみ合った際に局長の左手に約２週間の切り傷を負わせた―としている。

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