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2022.09.12 16:14

藤沢周平さんに中国の魯迅文学賞 日本人で2人目、大江さん以来

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 藤沢周平さん

 文芸春秋は12日までに、作家藤沢周平さん(1927~97年)のエッセー集「小説の周辺」の翻訳版が、中国で最も栄誉ある文学賞の一つとされる「魯迅文学賞」の翻訳文学部門に決まったと発表した。


 同社によると、魯迅文学賞に日本人作家の作品が選ばれるのは、大江健三郎さんの小説「さようなら、私の本よ!」(2007年)以来2人目。同賞の選考委員は「滑らかな語り口のうちに穏やかさと知恵が満ちている」と評している。


 「小説の周辺」は、郷里の山形県鶴岡市で過ごした幼年時代の思い出や、創作についての考えをつづったエッセー集。

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