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2022.09.11 16:13

アイヌ民族秋サケ迎え儀式 北海道浦幌「神にささぐ」

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 伝統的な刺し網漁でサケを捕獲したアイヌ民族の男性=11日午前、北海道浦幌町

 北海道浦幌町のアイヌ民族の団体「ラポロアイヌネイション」は11日、同町を流れる浦幌十勝川の河口で遡上した秋サケを迎える伝統儀式「アシリチェプノミ」を行った。差間正樹会長(71)は「今年も新しいサケを神にささげられて感動した」と話した。


 この日集まった団体のメンバーは約10人で、儀式を前に早朝から手づくりの丸木舟に乗って、伝統的な刺し網漁でサケ計33匹を捕獲。午前10時からの儀式では、柳の木でできた「サパンペ」と呼ばれる冠をかぶって火を囲み、約1時間にわたり酒や踊りを奉納した。


 団体によると「アシリチェプ」はアイヌ語で新しい魚、「ノミ」は祈りの意味。

(c)KYODONEWS

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