2022.09.09 20:37
英、国歌の歌詞が「国王」に 紙幣や切手も変更
エリザベス英女王(右)とチャールズ皇太子(新国王)=6月30日、スコットランド(ゲッティ=共同)
【ロンドン共同】エリザベス英女王が8日に死去し、長男チャールズ新国王が即位したことに伴い、国歌の歌詞の「女王」の部分が「国王」となった。英PA通信が報じた。紙幣や切手なども今後、国王の肖像が使用されたものに変わる予定。
PAによると、国歌「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン(神よ、女王を守りたまえ)」は「クイーン」の部分が「キング」に、代名詞も男性を示すものに置き換わった。
紙幣や硬貨、切手も新たに発行される見通しだが、一般に流通するようになるのはしばらく先のことになるという。
英郵便事業を運営するロイヤル・メールは、女王死去後も現行の切手は有効と発表した。