2022.09.09 15:38
河川敷の民間活用を促進、国交省 水辺のカフェ、キャンプ場
川沿いに整備されたオープンカフェ=4日、東京都内
国土交通省は、水辺のオープンカフェ、キャンプ場など、河川敷を活用した民間事業に参入しやすくする。最大10年までとしている用地の利用期間を更新でさらに10年延ばせるようにするほか、施設整備などに充てられる交付金の支給対象拡大を検討する。来年度予算の概算要求に123億円を盛り込んだ。
国交省は2011年、河川敷を継続して使う「占用」の許可ルールを改正。要件を満たせば飲食店、キャンプ場、バーベキュー場などを営業できるようにした。
水辺のにぎわいづくりとともに、河川の管理を効率化する狙い。国交省によると、河川空間を生かした事業は今年3月末時点で計108件。