2022.09.09 11:56
大阪と広島、10月判決 参院選「1票の格差」訴訟
参院選「1票の格差」訴訟で、第1回口頭弁論終了後に記者会見する原告側の升永英俊弁護士(左)ら=9日午前、大阪市
「1票の格差」を是正しないまま実施された7月の参院選は憲法が求める投票価値の平等に反するとして、二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした訴訟のうち、大阪、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山2府4県の選挙区の選挙無効を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、大阪高裁であり、即日結審した。牧賢二裁判長は判決期日を10月14日に指定した。
広島選挙区の選挙無効を求めた訴訟の第1回口頭弁論も広島高裁であり、同様に即日結審。横溝邦彦裁判長は判決期日を10月28日に指定した。
被告の各府県選挙管理委員会側は請求棄却を求めた。