2022.09.09 01:36
IPEF閣僚会合開幕 日本、4分野全てに参加へ
会合であいさつするレモンド米商務長官。左端は西村経産相=8日、米ロサンゼルス(共同)
【ロサンゼルス共同】米国が主導し、日本など14カ国が参加する新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の閣僚級会合は8日、米西部ロサンゼルスで開幕し、初日の討議を行った。半導体の供給網強化や脱炭素の推進など四つの交渉分野があり、日本は全てに加わる方針だ。
枠組みは米国主導の対中包囲網と位置付けられ、5月に発足した。対面で閣僚級の会合を開催するのは初めてで、日本からは西村康稔経済産業相が参加。9日までの日程で、本格的な交渉入りで合意するとともに、閣僚声明の取りまとめを目指す。