2022.09.08 21:47
政府、バス置き去り死再発防止へ 9日にも府省会議
政府は8日、静岡県牧之原市の認定こども園で女児が通園バスに置き去りにされて死亡した事件を受け、関係府省による会議で再発防止に向けたマニュアル策定などを検討する方針を固めた。9日にも初会合を開く。政府関係者が明らかにした。
会議は内閣府と厚生労働省、文部科学省などで構成。バスで送迎する際の注意点を確認するほか有識者の意見を聞き取るなどして再発防止策を策定する見通しだ。
事件は5日に発生。3歳女児がバスで登園後、約5時間にわたり車内に置き去りにされ熱中症で死亡した。運転手らがバスから園児を降ろす際の人数確認や車内のチェックが不十分だったことが判明している。