2022.09.08 18:49
一橋大入試問題、流出認める 中国人受験生の男、初公判
東京地裁立川支部
一橋大の1月の留学生向け入試で試験問題を流出させたとして、偽計業務妨害罪に問われた中国人の一橋大生王嘉ロ被告(22)は8日、東京地裁立川支部(朝倉静香裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で「被告は日本語で解答する科目が不得意で、カンニング行為をしようと考えた」と言及。試験問題をマイクロカメラで動画撮影して外部に送り、小型のワイヤレスイヤホンで解答案を聞き取っていたと指摘した。
起訴状によると、別の中国人男性(28)=同罪で罰金刑=と共謀し1月31日、私費留学生向け入試の数学の問題用紙を撮影して男性に送信するなどしたとしている。