2022.09.08 18:34
SOGIハラ、会社が賠償 性自認差別、訴訟で認める
男性として生まれ、現在は女性として暮らす30代の会社員が性的指向・性自認への差別的な言動や嫌がらせでうつ状態になったとして、勤務先のウェブサイト運営会社「ピクシブ」(東京)と元上司の男性に約555万円の賠償を求めた東京地裁の訴訟は8日、会社側が請求を受け入れる「認諾」の手続きを取った。こうした差別的言動や嫌がらせは「SOGI(ソジ)ハラスメント」と呼ばれている。
訴訟は一部で争う姿勢を見せている元上司との間で継続する。
原告側代理人によると、会社側は訴訟外で対応が不適切だったと認め、原告に謝罪した。